利益を上げるためには、「出るお金をできるだけセーブし、入るお金を増やす」しかありません。現物で不動産投資しようと思ったら驚くほど経費がかかることがわかります。バブル経済に勢いがあった80年代には、短期で利益を上げるために、不良債権などで競売にかけられた物件を、安く買いさらに高く売るということが繰り返されてきました。ところが、今の不動産投資は、そのように短期投資によりも、長期に渡って利益を積み重ねていく人のほうが多くなっています。
それに転売のために安く不動産を買って販売するためには、かなりのノウハウが必要ですし、不動産に付けられた複雑な権利関係を整理するのには、素人では難しいものです。不動産投資で利益を上げたるのならば、5年10年というように長期での取組みを視野にいれて、計画をたてましょう。
具体的に中古物件ならば、8年から10年、新築ならば11年から15年で、購入資金をカバーできるくらいの利回りがないと、不動産投資に向いてはいない物件です。そのため実質利回りは新築ならば5%から7%、中古ならば8%から10%が一つの目安です。当然のことながら、この利回りは表面ではなく実質になります。
また、最終的に売却をするつもりがなくても、数年後その物件にはどのような価値があるのか、売却予想額を計算しながら物件を探します。「利回り」がよいというセールストークを信じては、利益を上げることはできません。
